抜歯⇒骨造成⇒ミニインプラント⇒仮歯 : Extraction tooth,bone augmentation,mini dental implant,tenporary tooth

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下の前歯の骨の1つの場合です。

インプラント症例1-1

ご自身の歯がグラグラと揺れてしまいました。下の前歯は6歳前か、なったと同時くらいには生え変わる歯です。なので、この方の場合は75年ほど人生をともにしてきた訳です。

たいへん健康によく持ちましたが、いかんせん抜歯が必要と相成りました。

前歯を同時に4歯抜かなくてはなりません。なぜならば、4歯ともグラグラなのです。抜いた後はインプラントがご希望です。ご家族様も私がインプラントを施させていただきました。

しかしこの方の下の前歯の場合には、大きな問題が現状ではあります。CT画像でもお分かり頂けると存じますが、骨がたいへん薄いのです。また故に前歯が揺れてきてしまったともいえます。抜歯後にこの部位に主インプラントを直接植立することは不可能です。

インプラント症例1-2

3D画像で見ていただいても、前歯の歯根の下方は、顎の骨の形が大きく陥凹しています。

よくよくお話を伺うと、なんと彼が中学生の時にバットでたたかれた事があったそうです。以前何か事故にお遭いになられましたか、という私の質問に、じーっと考えられた末にご回答いただきました。もしかすると、外傷性の骨の劣成長なのかもしれません。

今回のインプラント手術のミッション

同日で行なうことは、患歯の抜歯、抜歯の後に充分過ぎるほどに患部をソウハし、人工骨と吸収性のメンブレンを使用して骨造成・骨補填を行ないます。そして、ミニインプラントを使用して仮歯を即日にて完成させます。

症例1-3

緑色に囲まれている箇所が人工骨が補填された部分です。オペ中の口腔内写真はまた何かの機会にしておきましょうね。補填材と全部層弁剥離した歯肉の間に吸収性のメンブレンを挟み、吸収性の糸で縫合しました。その後、ミニインプラントを植立し、仮歯を製作・装着しました。

術後のCT像です。

インプラント症例1-4

抜歯後の歯槽骨と、人工骨による骨造成・骨補填部と、ミニインプラントと、テンポラリーティースの関係性が分かりやすい1枚となりました。下に示すとおりです。

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※ミニインプラントとは、暫間的に使用する細いインプラントのことです。

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    歯科医師:山内浩司
    経歴:
    1963昭和38年 大阪生まれ
    4歳までアメリカミシガン州グランドラピッズ
    祐天寺幼稚園卒園
    中目黒小学校卒業
    目黒区立第二中学校卒業
    私立芝学園高等学校卒業
    バブル時代はトラック運転手
    日本大学松戸歯学部卒業
    歯科医師免許取得
    所属:
    東京都歯科医師会 日本インプラント学会や顎咬合学会、再生医療学会 等 IKB, GPbrothers、フローラルインプラントチーム 等
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